いじめ「直接、お話聞かせて」 小中学生にカード配布

長崎の市民団体 相談窓口、開設時間など明記

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 いじめなどに苦しむ子どもの救済を目的に発足した「子どもの権利オンブズパーソンながさき」(古豊慶彦代表)は、長崎県長崎市内に設けた相談窓口を子どもたちに知ってもらおうと、窓口開設時間や電話番号を記したカードを長崎市内の全市立小中学校の全児童、生徒に配布する。

 同組織は、市民団体「子どもの権利条約ながさきネット」が設立。浦上百貨センター(長崎県長崎市川口町)内に6月、相談窓口を開設した。相談員が常駐し、電話やメール、来所で相談を受けている。

 名刺サイズのカードは、子どもたちからの相談につなげようと、「親和銀行ふるさと振興基金」の助成金27万5千円を活用し、3万枚作成。「子どもの権利オンブズパーソンながさき」のホームページにアクセスするQRコードや相談メールアドレスも掲載している。

 10月中に各校を通じ、全108校の約2万8千人に配布する。ポスター(A3判)300枚も同助成金で作り、今後、長崎市内の店舗などに掲示を依頼するという。

 窓口でこれまで受けた相談は、全て保護者を通じた相談だったことから、古豊代表は「子どもたちが直接、電話やメールをしたり、窓口に来てもらえたら」と話している。

 窓口は水曜(午前11時~午後7時)、木曜(午後6時~同9時)、土曜(午後2時~同6時)の週3回開き、無料で応じる。専用電話(080・3187・9156)、メール(komb.nagasaki@gmail.com)。

長崎市立小中学校の全児童生徒に配るカード=長崎市、浦上百貨センター