ＹＫＫＡＰ（本社・東京都千代田区、社長・堀秀充氏）は１８日、初期費用ゼロで戸建て住宅に太陽光発電を導入する提案を１０月から始めると発表した。
東京電力子会社やハウステンボスの電力小売り部門と提携して実施。リースなどの仕組みを利用し、余剰電力を売電した資金を月々の支払いに充てる仕組み。
ＹＫＫＡＰは直接の顧客である工務店に提案。工務店は施主が初期費用ゼロで太陽光発電を導入できるサービスを展開でき、競争力を高められる。
契約期間は１０年間で、その間は電力を売電する。期間終了後は施主が太陽光発電システムを取得できる。停電時には無料で太陽光パネルで自家発電した電力を利用できることも特長。
同社では高断熱樹脂窓ＡＰＷなどで住宅の省エネ化に貢献しているが、今後は発電を含めた住宅のエネルギー収支についても提案を進めることで、ＣＯ２の排出抑制などをさらに進める。
