中国成長率を下方修正

アジア開発銀行予測、米制裁で

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中国山東省青島の鉄鋼工場=6月(AP=共同)

 【ニューデリー共同】アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は26日、2018年版「アジア経済見通し」改訂版を発表した。19年の中国の国内総生産(GDP)成長率予測を4月時点から0.1ポイント下方修正し、6.3%とした。

 内需の伸びなどが中国経済の成長を下支えしているとして、18年は4月時点の6.6%を維持したが、19年は米国の制裁関税の影響によって減速すると見通した。

 ADBの沢田康幸チーフエコノミストは、米中の「貿易戦争」により輸出入の混乱など世界経済への影響が出ると指摘。「アジアからの資本流出が加速し、通貨下落の圧力が高まる」と警告している。