重粒子線がん治療施設、来春完成へ着々と 山形大医学部

 重粒子線がん治療を核とした医療インバウンドの確立を目指す山形大医学部先端医療国際交流推進協議会(会長・嘉山孝正同学部参与)が25日、山形市の同学部で開かれた。重粒子線がん治療施設の建設工事が、来春の完成に向けて順調に進んでいることが報告された。

 総会には役員ら約50人が出席し、嘉山参与、根本建二同学部付属病院長が導入の経緯、工事状況などを説明した。施設は縦横45メートル四方で、地上4階(高さ約27メートル)で地下1階(約10メートル)。2階は診察、治療が行われる照射室や待合室など、3階にはスタッフエリアなどが入る。

 同学部によると、工事の進捗(しんちょく)状況は約6割という。現場では大型クレーンが日々稼働し、多くの作業員が工事に当たっている。来春完成後、治療開始は計画通り2020年3月を見込んでいる。

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