レイエスが先制3ラン パイレーツがカブスに完封勝利

【パイレーツ6-0カブス】@リグリー・フィールド

パイレーツは2回表に3点を先制するなど試合序盤から主導権を握り、カブス先発のマイク・モンゴメリーを5回途中5失点でノックアウト。6回までに6点のリードを奪った。投げては先発のクリス・アーチャーが6回91球を投げてカブス打線を4安打に封じ、奪三振9、与四球2、無失点の好投。投打がガッチリと噛み合ったパイレーツが6対0で完封勝利を収め、好投したアーチャーは今季6勝目(8敗)をマークした。

初回こそ三者凡退に終わったパイレーツだったが、2回表に一死1・2塁のチャンスを作り、パブロ・レイエスがレフトへの3号3ランを放って3点を先制。続く3回表には二死2塁からフランシスコ・セルベリのタイムリー二塁打で1点を追加した。5回表は先頭のアダム・フレイジャーが二塁打で出塁してモンゴメリーをマウンドから引きずり下ろし、2番手のブランドン・キンツラーに対して一死1・3塁とチャンスを広げ、セルベリの内野ゴロの間に5点目。6回表にはジョシュ・ベルが押し出し四球を選び、リードを6点に広げた。アーチャーは7回1失点で5勝目を挙げた前回登板に続く好投。8月は5先発で防御率6.45と不振だったが、今月は5先発で防御率2.70をマークしており、ようやく本来の姿を取り戻しつつあるようだ。

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