大谷の同点打を口火に一挙4得点 エンゼルス逆転勝利

【レンジャーズ1-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のマット・シューメイカーがソロ本塁打でレンジャーズに先制を許しながらも5回7奪三振1失点の好投で試合を作り、シューメイカー降板後の6回裏に一挙4得点の猛攻で逆転に成功。4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えてこのリードを守り抜き、4対1で逆転勝利を収めた。2番手のノエ・ラミレスが今季7勝目(5敗)をマーク。レンジャーズは先発のヨバニ・ガヤードが6回裏に一死1・3塁のピンチを招いたところで降板し、リリーフ陣が踏ん張り切れなかった。

3回表にジョーイ・ギャロの40号ソロで先制を許したエンゼルスだったが、6回裏一死1・3塁のチャンスで大谷翔平がバットを折りながらもセンター前への同点タイムリーを放ち、続くジャスティン・アップトンの打球を三塁手のジュリクソン・プロファーが悪送球して逆転に成功。一死満塁とチャンスが広がり、テイラー・ウォードの押し出し四球とケイレブ・カワートの犠牲フライでリードを3点に広げた。「4番・指名打者」の大谷は最初の2打席でいずれもチャンスを潰していたものの、第3打席で苦手の左腕から同点タイムリーを放ち、4打数1安打1打点。レンジャーズは3~4番がいずれも4打数ノーヒットに終わり、打線がつながらなかった。

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