崩落土砂180m先到達、厚真町

再発の可能性も

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最大震度7を観測し、多くの犠牲者が出た北海道厚真町の土砂崩れ現場=12日

 北海道の地震で、砂防学会は26日、厚真町で発生した土砂崩れの第1次調査報告を公表した。厚さ3メートル程度の表土層が下部の層との境目を滑るように崩落したとみられ、土砂が山裾から約180メートル先まで到達した場所もあった。斜面の頂上付近に亀裂が入っている所もあり、今後の余震や大雨で土砂崩れが再発する可能性があるとした。

 震度7を観測した厚真町では、崩落した大量の土砂に家屋がつぶされたり、押し流されたりして36人が死亡した。砂防学会の緊急調査団(団長・小山内信智北海道大特任教授)が13~14日、現地で状況を確認した。