【ラ・リーガ】レアルがまたもピスファンに散る…セビージャにアウェイで3発完敗

今季初の無得点に終わったレアル

水曜日にラ・リーガ第6節が開催され、レアル・マドリードがアウェイでセビージャと対戦した。

前節バルセロナと勝ち点で並んだレアルは、今節も勝利を収めてライバルと差をつけたいところ。しかし、リーガ2連敗中と苦しむ傾向にあるセビージャの本拠地ラモン・サンチェス・ピスファンでは、今試合でも苦手意識が如実に表れる。精度の高いパスワークが影を潜め簡単にボールを奪われると、17分にアンドレ・シウバにゴールを決められてあっさり先制点を許してしまう。1秒でも早く同点に追い付きたいレアルだったが、前のめりになった威勢が裏目となり、21分にCKから特大のカウンターを食らう。ヘスス・ナバスのシュートはGKティポー・クルトワが防ぐものの、こぼれ球をアンドレ・シウバに再びネットを揺らされ、あっという間に2点にリードを広げられる。一度始まった負の連鎖は簡単に止めることは出来ず、レアルその後もセビージャに押し込まれる展開が続く。39分にCKのクリアボールが中途半端になると、再びボールはレアルのゴール前へ。ディフェンスラインを抜け出したウィサム・ベン・ヤーデルに右足で得点を奪われ、前半だけでまさかの3失点を喫してしまう。UEFAチャンピオンズリーグ3連覇したチームの面影は残っておらず、反撃の気力を失ったレアルは1点も得点することなく試合終了。今季初の黒星&無得点という結果に終わった。

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