福井の高校生スマホ1日1時間半

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1日にどの程度携帯やスマホを使うか/1カ月に何冊本を読むか

 福井県の県立高校の生徒が、平日1日当たり1時間半以上スマートフォンなどを使って会員制交流サイト(SNS)やメールのやりとりをし、1時間半以上ゲームをしていることが9月26日、福井県教委の学習状況調査で分かった。1カ月で1冊も本を読まない生徒は4割超、新聞を読まない生徒は6割超と、ともに前年より増えており、スマホの普及による高校生の活字離れを示す結果となった。

 県立高校生が平日にスマホや携帯電話を使って通話やメール、SNSなどのインターネットをする時間は1日当たり平均1・54時間。「4時間以上」が6・5%いた。スマホや携帯を持っていない生徒は0・8%だった。

 テレビゲームをする時間は、スマホやパソコンのゲームを含めて1・66時間で、2年前に比べ0・20時間増えた。「4時間以上」が8・9%に上る一方、「全くしない」も20・2%いた。

 テレビやDVDを見る時間は1・57時間で前年と同じだった。

 1カ月に読む本の平均冊数は1・64冊で前年に比べ0・05冊減。「1~2冊」が42・9%、「1冊も読まない」が43・2%に上り、「読まない」は前年に比べ1・3ポイント増えた。学年が上がるにつれて読書離れが進み、3年生は48・4%が読書ゼロだった。

 新聞を読んでいると答えた生徒は「ほぼ毎日」「週1~3日」を合わせて15・6%で、前年から1・3ポイント、2年前から3・3ポイント減った。「ほとんど、または全く読まない」が66・3%に上り、前年から1・4ポイント増えた。

 テレビやインターネットのニュースを見るかを初めて質問し、「よく見る」47・4%、「時々見る」39・4%、「あまり見ない」8・8%、「ほとんど、または全く見ない」4・5%だった。

 26日の県教育委員会の会合で報告され、委員から「なるべく活字に触れてほしい」「家庭で新聞を取らなくなっているのでは」と活字離れを不安視する指摘が相次いだ。県高校教育課は「生徒が通るところに新聞を読める場所を設けるなどの工夫をしている」とした。

 調査は2012年度から行っており、本年度は6~7月に全日制、定時制の生徒計1万5573人が回答した。学習塾に通っている生徒の割合を初めて調べ、塾や予備校、家庭教師で勉強している生徒は23・6%だった。