支援の液体ミルク千本使用されず

北海道「なじみなく抵抗感」

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張り紙がされた液体ミルク=23日、北海道安平町

 北海道地震で、支援の乳児用液体ミルク計1050本のほぼ全てが発生から3週間がたった27日現在も保管されたままになっている。道は「日本では使用例がなく衛生管理が難しい製品」と通知し、余震などで水が無くなった場合での使用を想定。粉ミルクより手軽に使える上に滅菌されており、広く活用を求める意見もあるが、被災地では「なじみがなく、使うには抵抗感がある」とためらいも。利用のあり方を示すよう求める声も上がる。

 「キケン!飲むな!」。180本が届けられた安平町の倉庫には液体ミルクが入った箱に張り紙が。「道からの説明を受け、誤って提供されないようにした」と担当者。