NZの高校生と交流 北茨城 市民ら、タッチラグビー

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男女、小学生が交じって行われたタッチラグビー=北茨城市磯原町磯原

市民訪問団として北茨城市を訪れている同市と国際親善友好都市のニュージーランド(NZ)・ワイロア地区の高校生ら22人が23日、同市の磯原中央公園でスポーツや公園の清掃活動で地元の高校生や市民と交流した。言葉が十分に通じなくても身ぶりなどで意思疎通を図り、食事や身近なスポーツを一緒に楽しんだ。

ワイロアの高校生らとの市民交流イベントは同市国際交流協会(明石俊憲会長)が企画。ホームステイ先の家族をはじめ、市内の小中学生や市民に呼び掛けて初めて開催した。縄跳びや、空中に張ったベルト状のライン上で飛んだり宙返りするスラックライン、タックルをタッチに置き換えた「タッチラグビー」などで汗を流した。

タッチラグビーでは試合前に、ラグビーニュージーランド代表が行う伝統舞踊「ハカ」を披露。県立磯原郷英高ラグビー部員や小学生も交じってチームを編成してゲームを行った。初めはルールに戸惑ったり、連携がうまくいかなかった高校生らも慣れてくると巧みなステップを見せたり、パスがつながるようになり時間を忘れてグラウンドを走り回っていた。キックの技術指導なども受けた。

同高ラグビー部の山中隆斗さん(18)は「同年代なのに体の大きさに驚いた。今度は自分がNZに行って英語を勉強して、もっといい触れ合いができるようにしたい」と感想。ヒネヒア・キールさん(18)は「日本人の礼儀正しさなどを見習いたい。もっと日本の文化を知りたい。また来たい」と笑顔で話した。

明石会長は「若い人たちは自然に仲良くなる。国際化社会に必要な交流で、今後も支援していきたい」と話した。

同市のワイロア市民訪問団受け入れ事業は震災後の2016年に再開し、2年ぶりの来日。一行は21日夜に北茨城市に入り、30日まで滞在。豊田稔市長の表敬訪問、陶芸や茶道、稲刈り、漁業などを体験する。磯原郷英高や市内の小中学校も訪問し交流を深める。(飯田勉)