こうのとりISS到着 つくばで公開、大きな拍手

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モニターに映ったISSのロボットアームでキャッチされた「こうのとり」の映像=つくば市千現の筑波宇宙センター

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」7号機がISSに到着した様子を、つくば市千現の筑波宇宙センターで公開した。ISSのロボットアームがこうのとりをキャッチすると、地上で見守った筑波宇宙センターは大きな拍手に包まれた。

ロボットアームの操作はISSの中で宇宙飛行士が担当した。筑波宇宙センター内では、操作経験のある宇宙飛行士の油井亀美也さんらが見守った。こうのとりがキャッチされる映像が運用管制室の巨大スクリーンで確認されると、油井さん、管制室のメンバーらに笑顔が広がった。

こうのとりは、ISSに補給物資を運ぶための手段として、日本が開発した補給物資船。23日に鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Bロケットで打ち上げられた。全長約10メートル、直径約4・4メートルの円筒形で、現在運用されている補給機の中では世界最大。食料品などの生活用品など約6・2トンの荷物を積み込んでいる。

今回は宇宙からタンパク質の結晶などの試料を地球に送り届けるための小型回収カプセルを初搭載した。(高阿田総司)