本州は広範囲で秋晴れ 夏日復活も

28日(金)昼過ぎの天気分布予想

 28日(金)は東・西日本は晴れるところが多くなりそうだ。北海道や青森は一部で雨、九州や四国は夕方以降は次第に雨が降る見込み。一方、台風24号の接近に伴い、沖縄の先島諸島や沖縄本島では今夜遅く、台風の暴風域に入る地域がある見込みで、暴風や大雨、高波、高潮に警戒が必要となる。台風24号は週明けにかけて列島縦断のおそれがあり、警戒が必要だ。

28日(金)午前3時の実況天気図 きょうは本州付近が高気圧に覆われる

東・西日本は洗濯チャンス

 きょうは本州付近は高気圧に覆われて、東北から九州の広範囲で晴れるところが多く、昨日まで雨が続いた関東なども青空が復活する見込み。あすからは再び曇りや雨のところが多く、まとまった洗濯物はきょう片付けられると良さそうだ。

28日(金)昼前の発雷確率

北海道や青森は午前中は雷雨に注意

 日本海北部の上空500hPaには-21℃以下の寒気を伴う寒冷渦があって東進している。北日本は午前を中心に大気の状態が不安定のところがある見込み。九州や四国は前線や台風からの湿った空気の影響で、夕方以降雨が降るところがある。

28日(金)午後1時の降水と風の予想

沖縄は台風24号の暴風域へ

 大型で非常に強い勢力の台風24号は、きょう午前3時現在、宮古島の南東約420キロの海上にあって、中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルで、ゆっくりとした速さで北西へ進んでいる。
 台風の接近に伴い、沖縄本島や先島諸島では、今夜台風の暴風域に入るおそれがあり、日付が変わる頃には沖縄や奄美に最も接近する見込み。
 その後、来週にかけて台風は列島を縦断するおそれがあり、広範囲で暴風、大雨、高波、高潮に警戒が必要だ。

28日(金)全国天気予報(数字は予想最高気温と前日差)

広範囲で夏日戻る

けさ、東京都心の最低気温は14.1℃と、今季の最低気温を更新した。東京都心は日中の気温は前日に比べて大きく上がる見通しだ。

28日の予想最高気温(前日差)
札幌 18℃(-1℃)10月上旬並み
仙台 23℃(+9℃)平年並み
東京 26℃(+8℃)9月中旬並み
名古屋 28℃(+5℃)9月中旬並み
大阪 27℃(+3℃)平年並み
福岡 28℃(±0℃)9月中旬並み
那覇 30℃(-1℃)平年並み
(気象予報士・崎濱綾子)

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