【プレミアリーグ】チェルシーとリバプールの上位対決! 第7節プレビュー ~part2~

アザールとサラーの得点は見られるか

9月最後となるプレミアリーグ第7節では、チェルシー対リバプールのリーグ無敗同士の対戦が実現する。毎回のように熱戦が繰り広げられるこのカードで、どちらかが初めて土をつけることになるのだろうか。

両者はミッドウィークのカラバオカップ3回戦でも対戦している。この時は先制されたチェルシーが試合終了直前にエデン・アザールの得点で逆転勝利収めている。チェルシーは昨シーズンのホームゲームでリバプールに勝利しているが、ジョゼ・モウリーニョ体制の2004~2006年に達成した3連勝以来、リバプール相手にリーグ戦で連勝したことがない。オリビエ・ジルーは先発出場した対リバプール直近の6試合で5ゴールを記録。昨シーズンは決勝ゴールを挙げている。エースのアザールはプレミアリーグホームゲーム最近の2試合で4ゴールを挙げている。これはスタンフォードブリッジで出場した前の17試合に等しい数字だ。

どのシーズンでも白熱した展開が繰り広げられるチェルシー対リバプール

一方のリバプールは、第7節でも首位を維持できれば1990-91シーズン以来2回目の快挙。チェルシーもまだ一度しか達成したことがない(2005-06)。ユルゲン・クロップ監督はチェルシーとのアウェイ戦で3試合中2勝を収めている。最初の3試合で勝率67%は対チェルシーで最も高い数字である。モハメド・サラーとサディオ・マネがお互いに作り出したチャンスの数「10」は、今季プレミアリーグで最多の数である。

リーグ連勝で弾みをつけたいトッテナム

前節ブライトン&ホーヴ・アルビオンに勝利して連敗を脱出したトッテナム・ホットスパーは、アウェイでハダースフィールド・タウンと対戦する。昨シーズンは2連勝を飾り、しかも連続でクリーンシート達成と戦いやすい相手である。また、トッテナムはプレミアリーグ最近32試合中31試合で必ずゴールを挙げている。この期間で無得点だったのは、昨季5月に行われたWBA戦だけだ。逆にハダースフィールドは、ホームゲームここ5試合でゴールレスが続いている。ここまで得点がないのは、2017年8月のサウサンプトン(6試合)と2007年のマンチェスター・シティ(8試合)以来の出来事だ。

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