オペレーター付き建機シェアリング、豊田通商が開始

 豊田通商は27日、建設機械のシェアリングサービス(サービス名・ジューキーズ)のニーズ対応力強化をねらいに、オペレーター付きシェアリングを開始する、と発表した。長期化する建設業界の人手不足、資格所有者不足の緩和を通じ、サービス向上を図る。首都圏を中心に開始し、順次エリアを拡大する予定。

 建設業界では、就業者数の減少に伴って建設機械のオペレーター(資格所有者)が確保しにくくなっており、建設機械のレンタルとあわせ、機械のオペレーターもシェアリングする新サービスを開始するもの。

 オペレーター付き建設機械の場合、賃貸契約でなく建設工事請負契約となる。建設機械貸出しの商習慣を考慮し、従来の日単価に加え月極料金を設定したことなどが特徴。

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