認知症介護 独りで悩まないで 県庁でポスター展 家族の会県支部

 独りで悩みを抱え込んでいませんか-。世界アルツハイマーデー(21日)にちなみ、認知症の人と家族の会県支部は県庁玄関ホールでポスター展を実施している。28日まで。午前11時~午後3時に認知症相談も受けている。
 同支部が、認知症を啓発し同会の取り組みをPRしようと開いた。県内各地区の会が、介護相談を受けられる「認知症カフェ」や交流会、リフレッシュ旅行などの活動内容を写真を交えて紹介している。
 同支部諫早つつじ会世話人代表の渡部三津子さん(72)は「地域の中で人間らしく暮らすには地域住民の理解が一番大切。認知症の家族を介護している人は独りで悩まず、ぜひ相談して」と呼び掛けている。
 同支部の電話相談(電095・842・3590)は火、金曜の午前10時~午後4時。

交流会など各地区の取り組みを紹介するポスター展=県庁

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