警告試合で一触即発もヤンキース4本塁打12得点圧勝

【ヤンキース12-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ヤンキース打線は初回から爆発した。満塁の場面からミゲル・アンドゥハーの3ランで先制すると4回にはオースティン・ロマインの適時打などでさらに3点を追加し、試合の主導権を握った。試合中は報復四球によりCCサバシアが一発退場となるなど険悪な雰囲気も漂ったものの、最終的にチームは4本塁打を含む13安打12得点で快勝した。

初回から大量リードをもらったサバシアはレイズ打線を三者凡退に抑える立ち上がりをみせると調子を上げて4回まで1安打投球をみせる。続く5回も簡単に2死を取るが続くジェイク・バウアーズに死球を与えたことから試合の雰囲気が一変する。その直後のヤンキースの攻撃ではアンドリュー・キットレッジが先頭のロマインに危険な内角球を投げたことにより警告試合となる。そして6回のレイズの攻撃ではサバシアがヘスス・スクレに死球を与えたことにより一発退場となった。これにより降板したサバシアは5回1安打無失点の好投するも50万ドルのボーナスを得る権利を失った。あと2イニングというところでの惜しい場面だった。

その後のヤンキースはルーク・ボイドとジャンカルロ・スタントンの連続弾などでさらに4点を追加するなど最終回を迎える時点で12得点と圧倒していた。一方のレイズは7回にC.J.クロンが一発を放つなど意地をみせたが打線はわずか2安打、また序盤の大量失点が響いて2桁失点と大敗した。

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