スパークマン好投 ペレスの一打でロイヤルズサヨナラ

【インディアンス1-2xロイヤルズ(延長10回)】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズは1対1の同点で迎えた10回裏にサルバドール・ペレスがレフトへのタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。ロイヤルズ先発のグレン・スパークマンはインディアンスに先制を許したものの、5回1失点の好投で来季の先発ローテーション入りに向けてアピール。3回裏に同点弾を放ったアダルベルト・モンデシーは10回裏二死から出塁して二盗と三盗を決め、ペレスのタイムリーでサヨナラのホームを踏んだ。インディアンス先発のジョシュ・トムリンは5回途中1失点で降板。今季限りで契約が切れるため、これがインディアンスでの最後の登板となる可能性もある。

初回のインディアンスは先頭のフランシスコ・リンドーアがセンターへのヒットで出塁し、牽制の捕球ミスとボークで三進して一死後にホゼ・ラミレスの犠牲フライで生還。幸先よく1点を先制した。ロイヤルズは3回裏に好調・モンデシーがライトへの13号ソロを放って同点に追い付いたが、その後は両軍とも好機を生かせず、試合は延長戦に突入。10回裏、ロイヤルズは2つの四球とモンデシーの2盗塁で二死1・3塁のチャンスを作り、ペレスのタイムリーでサヨナラ勝ち。10回表の1イニングを無失点に抑えた5番手のジェイソン・ハメルが今季4勝目(14敗)をマークした。

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