20年東京パラリンピック 期待の新星 橋本勝也選手(ウィルチェアーラグビー)

車いす同士が激しくぶつかり合うウィルチェアーラグビー期待の新星、橋本勝也選手が登場。16歳ながら、この8月に世界選手権で初めて世界一に輝いた日本代表のメンバーだ。

福島県出身の橋本選手がウィルチェアーラグビーに出合った時期は、2016年の中学2年生。それまで家に引きこもりがちで、車いすでのスポーツもほぼ未経験だったが、競技を始めるとわずか1年半で日本代表の一員に選ばれた。

「自分は代表に選ばれたといっても主力ではなく、今は経験をさせてもらっている」と謙虚だが、「2020年東京パラリンピックまで、一日一日を無駄にせずに通用するプレーを伸ばすためのトレーニングをしていきたい」と目標は明確になった。

 この橋本選手を見いだした人物は、ウィルチェアーラグビーチーム「東北ストーマーズ」選手兼任監督の三阪洋行さん。パラリンピック3大会連続出場し、現在は日本代表のアシスタントコーチも務めている。

三阪さんにとって、橋本選手との出会いは「ダイヤの原石を見つけたというか、日本のウィルチェアーラグビーを新しい領域に連れていってくれる可能性に出会った瞬間」だったという。

三阪さんを始め、リオパラリンピック日本代表の庄子健選手らが、競技歴が短い橋本選手に直接指導を行っている。

2020年東京パラリンピックまで残された時間は2年弱。どこまで成長できるのか?橋本選手が見つめるその先の自分とは?

 


橋本勝也(はしもと・かつや)選手 

橋本勝也選手 (ウィルチェアーラグビー)

2002年5月生まれ
福島県出身

所属 Tohoku Stormers

 中学2年でウィルチェアーラグビーを始めるまで、スポーツ経験はほとんどなかったが、競技開始1年半で日本代表に選出された。18年6月カナダカップで国際戦デビュー。先天性で手足に欠損があり、障がい別のクラスは障がいが最も軽い3.5クラス。日本代表でも大砲になる素質を買われ、期待されている。

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