レギュラーシーズン残り3日 ポストシーズン争いの行方は

2018年のレギュラーシーズンは残り3日となり、ア・リーグではポストシーズン進出の5球団が決定。しかし、まだワイルドカード・ゲームのホームフィールド・アドバンテージは確定しておらず、ナ・リーグに至っては2地区で優勝が決まっていない。熾烈なポストシーズン争いはどのような結末を迎えるのだろうか。

ア・リーグは東部地区をレッドソックス、中部地区をインディアンス、西部地区をアストロズが制し、ヤンキースとアスレチックスの2球団がワイルドカードを獲得。地区シリーズではレッドソックス対ワイルドカード、インディアンス対アストロズの対戦が確定している。ワイルドカード首位を争うヤンキースとアスレチックスは2ゲーム差。ヤンキースのワイルドカード首位確定へのマジックナンバーは「1」となっており、ヤンキースが1勝するか、あるいはアスレチックスが1敗でもすれば、ワイルドカード・ゲームの開催地はヤンキー・スタジアムに決定する(最終カードでヤンキースはレッドソックス、アスレチックスはエンゼルスと対戦)。

ナ・リーグは東部地区のブレーブスのみが地区優勝を決めている。中部地区は首位カブスを2位ブリュワーズが、西部地区は首位ロッキーズを2位ドジャースがそれぞれ1ゲーム差で追っており、カブスとロッキーズのマジックナンバーはともに「3」。最終カードでカブスはカージナルス、ブリュワーズはタイガース、ロッキーズはナショナルズ、そしてドジャースはジャイアンツと対戦する。ワイルドカード争いでは2位ドジャースと3位カージナルスが1ゲーム差となっており、こちらも目の離せない状況。なお、現時点でリーグ最高勝率はカブス、2位はブリュワーズとなっており、地区シリーズではブレーブスと西部地区の王者、中部地区の王者とワイルドカードが対戦することになる可能性が高い。

ナ・リーグは地区首位やワイルドカード2位に複数のチームが並ぶ可能性があり、ワンゲーム・プレーオフが行われる可能性もゼロではない。全米が注目する最後の3日間がいよいよ明日からスタートする。

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