大湊小6年生が「北の防人」ガイドツアー

©株式会社東奥日報社

 青森県むつ市の大湊小学校(笹原芳彦校長)の6年生25人が28日、「北の防人大湊ジュニアガイドツアー」を行った。ツアーには、市民や海上自衛隊第25航空隊員ら約50人が参加。児童たちは、明治時代から旧海軍が整備した施設や建物が多く残る「北の防人大湊」エリアを案内した。

 同校や北の防人大湊は、下北ジオパークの大湊・芦崎ジオサイトに位置する。ガイドツアーは、同校の「下北ジオパーク教育」の一環で、児童が地元の魅力を学び、発信する力を養うのが狙い。5月から、ボランティアガイドに学ぶなど準備を進めてきた。

 ツアーは5班に分かれ、それぞれ水源池公園や安渡館、北洋館などを巡った。水源池公園の沈澄池堰堤(ちんちょうちえんてい)前では児童が「アーチ状になっている壁を堰堤といいます。堰堤と山側にある池が一体となっているので沈澄池堰堤という名称になりました。公園のシンボルです」と解説した。また、壱番館から北洋館に向かう途中、道路の端にある「明治海軍時代の消火栓」のことを児童が紹介すると、細やかな知識に参加者は驚いていた。

 ツアーに参加した同市の主婦庭田順子さん(70)は「何度も来ているが、知らないことがいっぱいあった。子どもたちのおかげで詳しくなれた」と満足げ。ガイドを務めた6年の木谷柊太郎君は「少し緊張したが、正確な情報を伝えられた。お客さんから教わることもあり勉強になった」と話した。

ツアーで沈澄池堰堤(写真奥)を紹介する大湊小6年生(左)=むつ市の水源池公園