岡山できらぼし★アート展開幕

 岡山県内の障害者たちの芸術作品を紹介する「第2回きらぼし★アート展」(同展実行委、山陽新聞社会事業団主催、県、県教委、岡山市、山陽新聞社など共催)が29日、岡山市北区丸の内の旧内山下小学校で開幕した。「輝く星を探して—岡山の作家たち」をテーマに、自由な発想による個性的な絵画などが会場を彩っている。10月5日まで。

 施設や支援学校から集まった294点のうち1次審査を通過した66点(絵画44、造形22)を展示。緻密な点描で躍動感あふれる馬の絵のほか、絵の具を筆で垂らしたり、たたきつけたりした抽象画、英語の文字のタトゥーを顔中に施した頭像など多様な作品が並んでいる。

 孫(5)が来場者に配る缶バッジの絵をデザインした岡山市東区の男性(64)は「レベルの高さに驚いた。障害があっても才能の引き出しはいっぱいあり、それを伸ばしてあげることが大切だと思った」と話していた。

 この日は、アート作品を企業と連携して店に飾ったり、ブックカバーなどに商品化して普及を図っている認定NPO法人ひゅーるぽん(広島市)の川口隆司理事長らによるセミナーもあった。

 同展は、美術の専門教育を受けていない人たちの作品を「アール・ブリュット(生(き)の芸術)」として評価する動きが世界的に広がる中、県内でも障害者が持つ才能や可能性に光を当てようと昨年から開催。昨年は3施設ごとの展覧会と公募展で4会期に分けたが、今回は公募の選抜作品を一堂に集めて展示している。

 入場無料。開場時間は午前10時~午後4時。台風の接近に伴い、30日に予定していたワークショップは中止する。

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