息子に「大敗」の巨人杉内、「パワプロ」選手から助言受ける…「継続が大事」

「パワプロ」選手たちから助言を受けた村田修一(左)と杉内俊哉【写真:編集部】

村田とともに「パワプロ」ドラフト会議に出席「実際の野球と同じで…」

 プロ野球史上初の試みとなる「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」eドラフト会議が29日、品川プリンスホテルで開催された。巨人からは、杉内俊哉投手、村田修一内野手(BC栃木)と今季限りで引退する「松坂世代」の2人が出席。ともに子供を持つ2人は、指名したプレーヤーから「コツコツやることが上達のコツ」とアドバイスを受ける場面もあった。

 ドラフト会議では候補選手から各球団が3人ずつを指名。中日の和田一浩氏、阪神の亀山努氏、DeNAの鈴木尚典氏、楽天の永井怜氏といった各球団のOBも出席し、豪華なメンバーが揃った。会議中には、前日に東京ドームでの巨人-DeNA戦の前に引退セレモニーを行い、所属した両球団から胴上げされた村田がインタビューを受けて、「DeNA、巨人のファンに自分の口でお話できてよかった」と振り返った。

 巨人は1位で「てぃーの」、2位で「たいじ」、3位で「ころころ」を指名。会議後には、テーブルで村田と杉内が指名された3選手に積極的に話しかけ、談笑した。「てぃーの」は「巨人の代表として頑張ってくれと言われました。プロ野球とパワプロは通じるものがあると知ってもらいました」と笑顔。「ころころ」は「昨日テレビで拝見したばかりだったのですがオーラがありました」と明かし、「たいじ」も「テレビで見ている姿そのままで緊張しました」と話した。

 杉内は会議中のインタビューで「パワプロは息子とやっても大敗しています。うますぎて……。今日はしっかり技術を盗んでいきたい」と話していたが、3人から実際にアドバイスを受けた様子。「てぃーの」は「杉内さんも村田さんもお子さんがいらっしゃるということなので、実際の野球と同じで、毎日コツコツやって継続することが上達のコツですという話をしました」と明かしていた。

「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」は11月10日に開幕する。(Full-Count編集部)

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