修学旅行先で特産品をPR 長井南中、長井北中生が東京で活動

 長井南中(衣袋慶三校長)と長井北中(梅津洋校長)の2年生が、修学旅行先の東京都大田区で長井市の特産品をはじめとする県産品をPRし、販売する学習を続けている。それぞれ今月、同区での実践を経験。事前の準備や大勢の買い物客とのやりとりを通じ、多くを学んだ様子だ。

 同市は以前から大田区の商店街などと交流があり、市東京事務所も区内に開設している縁から、中学生の販売活動を展開している。生徒たちは事前に、PRする野菜や花、菓子などを決定。品物の特徴や関連する長井の歴史、地理を調べて写真やイラストにまとめ、販売の際に掲げてアピールするスタイルだ。7月には保護者らを相手にリハーサルし、準備を整えた。品物は市教育委員会の委託を受けた置賜地域地場産業振興センターが用意した。

 長井南中は生徒約130人が5日にJR蒲田駅西口広場で活動。当初は買い物客に声が届かなかったが、次第に足を止める人が増えたという。今(こん)羅心(らいせい)君(13)は「伊佐沢の久保ザクラ」の歴史に触れながら花びら入りクッキーを販売し「人の数が多くて驚いた」。太田洸介君(14)は「東京は車などの音が大きく、声の大きさが大事だった」と語った。

 長井北中は梅屋敷商店街で11日、生徒約100人が販売ブースを構えた。開始から多くの人が詰め掛けて対応に大忙し。田中理瑚(りこ)さん(13)は「多くのお客さんの話を聞き、商品を説明した。コミュニケーションを学んだ」、行者菜ウインナーをPRした高橋茉音(まお)さん(14)は「魅力をどう伝えるかを考えて接客した。積極性や団結力が身に付いたと思う」と、それぞれ振り返っていた。

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