巨人12年ぶり負け越し&3位タイ、野本&浅尾が引退試合…セ29日はこうなった

今季限りでの引退を発表している中日・浅尾【写真:荒川祐史】

ヤクルト対DeNAは雨のため中止

 セ・リーグは29日、神宮球場で開催予定だったヤクルト対DeNA戦が雨のため中止となり、2試合が行われた。

 前日に単独3位となった巨人は、V3を決めた広島と一進一退の攻防を繰り広げた。初回に坂本の16号先頭打者弾で先制すると、1点を追う3回には田中俊の2号2ランで逆転に成功。だが、1点リードの5回、先発の今村が無死満塁で降板すると、アダメスが押し出し四球で同点。さらに3連打などで5点を奪われた。4点ビハインドを背負ったが、坂本の17号2ランや阿部のタイムリーなどで望みをつなぐも、9回に山口俊が1点を勝ち越され、7-8で敗れた。巨人はこれが70敗目で、12年ぶりの負け越しが決定。さらに、DeNAに並ばれ、3位タイとなった。

 阪神は中日に4-0で勝利した。先発の藤浪が中日打線を圧倒。初回に2点の援護をもらうと、9回を5安打7奪三振2四球で2年ぶりの完封勝利。打席でも2安打1打点の活躍だった。中日は、今季限りでの引退を発表している野本と浅尾が引退試合を行った。8回に代打出場した野本は、一塁ベースへヘッドスライディングもアウト。9回にマウンドに上がり、中谷を空振り三振に斬った浅尾は、通算1001試合目登板となった岩瀬につないで降板した。

【28日終了時点】
1広島 79勝56敗2分 優勝
2ヤクルト 69勝65敗2分 9.5
3巨人 64勝69敗5分 4.5
4DeNA 64勝70敗2分 0.5
5阪神 58勝71敗2分 3.5
6中日 62勝76敗2分 0.5

【29日終了時点】
→1広島 80勝56敗2分 優勝
→2ヤクルト 69勝65敗2分 10.0
→3巨人 64勝70敗5分 5.0
↑3DeNA 64勝70敗2分 0
→5阪神 59勝71敗2分 3.0
→6中日 62勝77敗2分 1.5(Full-Count編集部)

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