今夏もベンチメンバーを豪華にすべくバルセロナは補強に動いたが、まだ完全ではない。今冬、そして来夏にも補強に動く考えがあるようだ。
スペイン『MARCA』によると、ターゲットになっているのは左サイドバックとセンターバックだ。左サイドバックでは今夏にリュカ・ディーニュがエヴァートンに向かったため、ジョルディ・アルバのバックアッパーが不足している。1-2で敗れた先日のレガネス戦ではトーマス・ヴェルメーレンを回していたが、ヴェルメーレンはバルセロナが求めているサイドバックではない。同メディアによれば、左サイドバックの補強には今冬にも動く考えがあるという。
センターバックでターゲットとなるのは、右利きの選手だ。探しているのは来年32歳となるジェラール・ピケのバックアッパーとなる選手で、今のバルセロナには右利きのセンターバックが不足している。
ピケの相棒を務めるサミュエル・ウムティティ、今夏に獲得したクレマン・ラングレはレフティーで、ヴェルメーレンも左利きだ。ピケの負担を軽減できる右利きのセンターバックが来季には必要になるとの考えで、ピケの後継者となる実力者を迎えることになるのだろう。
バルセロナの最終ラインに求められる要素は独特だが、理想に合う選手を見つけられるのか。現陣容ではまだ最終ラインの量が不足しているようだ。