記録づくしのヤンキース 今季100勝はライバルから獲る

【ヤンキース8-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

強力打線は節目の記録を樹立した。今季は地区優勝こそ逃したものの、ワイルドカードから世界一を目指すヤンキース。今季はジャンカルロ・スタントンの加入などで打線の厚みが増した。そして迎えたレッドソックス戦では1シーズン新記録となる265本塁打を放つなどこの日も活発な打線のおかげでライバル対決を制した。

1-1で迎えた4回、ヤンキースは2死三塁からグレイバー・トーレスが2ランを放つなど勝ち越しに成功すると続く5回にはミゲル・アンドゥハーの適時二塁打などでさらに3点追加し主導権を握った。この日のリリーフには普段は先発として投げているランス・リンやソニー・グレイらが登場。試合数が残りわずかなこともあり調整もかねて登板している。リンは失点したが、今試合で勝利投手となった。

敗れたレッドソックスはエドゥアルド・ロドリゲスやブランドン・ワークマンやリリーフ陣が崩れたが、打線はジャッキー・ブラッドリーJr.の適時打やブロック・ホルトの一発などで3点差まで追い上げる。しかし、中盤の7失点が尾を引いた。勝利したヤンキースは今季100勝目、チーム本塁打記録やスタントンが今季100打点、アンドゥハーがチーム歴代新人最多の45二塁打と記録づくしの日となった。

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