玉城デニー氏が語った「翁長さんへの思い」

写真特集 沖縄県知事選

©一般社団法人共同通信社

沖縄県知事選で初当選を果たした玉城デニー氏(左)、厳しい表情で開票状況を見守る佐喜真淳氏(右)=2018年9月30日

 沖縄県知事選が9月30日投開票され、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する前衆院議員玉城デニー氏が、前宜野湾市長佐喜真淳氏を破り、初当選した。急逝した翁長雄志氏に続く反対派知事の誕生により、政府の移設スケジュールに影響が出るのは必至。安倍政権は選挙結果にかかわらず移設を進める方針だが、玉城氏は移設の是非を問う県民投票を実施して反対の意思を示すなど徹底抗戦する構えで、対立がさらに先鋭化するのは確実だ。これまでの選挙戦を写真で追った。(構成 共同通信=柴田友明)

 当選を決めた玉城氏は、那覇市内の事務所で「翁長氏が、新しい基地をこれ以上造らせないとの思いを、命を削って全うしようとしたことが県民に宿り、後押しした」。落選が決まった佐喜真氏は「県民の暮らしが最優先という訴えが浸透せず、私の力不足だ」と話した。

 安倍晋三首相は30日、自民党の塩谷立選対委員長と電話し、沖縄県知事選の結果について「残念だが仕方ない」と述べた。

沖縄県知事選の事務所開きで、あいさつする玉城デニー氏=2018年8月31日午後、那覇市
沖縄県知事選候補者の街頭演説に出席した自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(左)、菅官房長官(右)=2018年9月16日午後、那覇市内
沖縄県知事選の告示後初めての週末を迎え、有権者らと握手する玉城デニー氏=2018年9月15日午後、那覇市
沖縄県知事選の告示後初めての週末を迎え、有権者らと握手する佐喜真淳氏=2018年9月15日午後、沖縄県与那原町
沖縄県知事選に向けた討論会を終え、握手する佐喜真淳氏(左)と玉城デニー氏(右)=2018年9月11日午後、那覇市
沖縄県知事選の決起大会で空手を披露する佐喜真淳氏=2018年9月10日午後、沖縄県宜野湾市
翁長雄志氏が死去したことを報じる沖縄県の地元紙=2018年8月9日
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する集会で、カードを掲げる沖縄県の翁長雄志知事=2015年5月、那覇市