気象庁によると、非常に強い台風24号は30日20:00頃、和歌山県田辺市付近に上陸しました。今年の台風の上陸は12号、15号、20号、21号に続いて5個目となります。また、和歌山県への台風の上陸は、2012年台風第4号(6月19日17:00過ぎに和歌山県南部に上陸)以来、再上陸を含めますと2017年台風5号(8月7日15:00過ぎに和歌山県北部に再上陸)以来となります。
上陸直前の中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/sで、時速約50kmで北東へ進んでいます。今後、本州を縦断し、さらに速度を速めて、あす10月1日午後には北海道の東で温帯低気圧に変わる見込みです。最新の情報に留意して下さい。
【今年これまでに日本に上陸した台風】
・台風12号：7月29日01:00頃、三重県伊勢市付近に上陸／17:30頃、福岡県豊前市付近に再上陸
・台風15号：8月15日03:00前、宮崎県日向市付近に上陸
・台風20号：8月23日21:00前、徳島県南部に上陸／24日00:00前、兵庫県姫路市付近に再上陸
・台風21号：9月4日12:00頃、徳島県南部に上陸／14:00頃、兵庫県神戸市付近に再上陸
【近年の台風発生数と上陸数】
・2018年 発生25 上陸5
・2017年 27 4
・2016年 26 6
・2015年 27 4
・2014年 23 4
・2013年 31 2
・2012年 25 2
・2011年 21 3
※台風の「接近」「上陸」の定義：台風の中心がそれぞれの地域のいずれかの気象官署から300km以内に入った場合を「接近」、北海道・本州・四国・九州の海岸線に達した場合を「上陸」としている(ただし、小さな島や半島を横切って再び海上に出た場合は「上陸」ではなく「通過」とする)。
