『Talksport』は29日、「解説者のマイケル・グレイ氏は、スコット・マクトミネイの最終ライン起用は『終わりの始まり』だと話した」と報じた。
昨日行われたウェストハムとの試合で、いいところなく3-1と敗北してしまったマンチェスター・ユナイテッド。今季不調の相手に苦戦し、公式戦4敗目を喫することとなった。
就任から3年目に苦戦するというジンクスを持つモウリーニョ。まさに今季はマンチェスター・ユナイテッドでの3シーズン目であり、チーム内のトラブルも数多く報告されるようになっている。
かつてイングランド代表としてプレーした解説者のマイケル・グレイ氏は以下のように話し、マクトミネイの起用が構想の欠如を象徴していると指摘した。
マイケル・グレイ 「前にも言ったように、ジョゼ・モウリーニョは今深刻なプレッシャーの下にいなければならなくなっている。
そして、もしマンチェスター・ユナイテッドが何らかの変化を求めるならば、1月のマーケットの前にしなければならないよ。
なぜなら、1月のマーケットでは少なくとも2億ポンド(およそ297億円)は費やして補強をしないといけないだろうからね。
マンチェスター・ユナイテッドはそれほどトップから遅れてしまった。このままではトップ6に入れる可能性も見えない。
スコット・マクトミネイを最終ラインで起用したのは、終わりの始まりであると思うよ。
モウリーニョは構想を失っているようだ。どうしたらいいのだろう?
ヴィクトル・リンデレフはいいプレーが出来ていない。しかしマンチェスター・ユナイテッドは、それならば他に起用できるセンターバックがいるはずだ。
しかし、マクトミネイを4バックに使うことを選択した。これは『モウリーニョの3年目』の再来になる匂いを感じるよ」