台風24号が近畿上陸 京都府内で鉄道相次ぎ運休

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台風24号の接近に伴い列車の運転終了を知らせる張り紙(30日午後4時15分、京都市下京区・JR京都駅)

 台風24号は30日夜、京都府に最も接近し、府内全域で大雨警報や暴風警報が発表された。1日昼前まで土砂災害に警戒が必要となる。京都市北区では女性(91)が強風にあおられ転倒し軽傷を負った。

 京都地方気象台によると、午後10時の時点で降り始めからの雨量は宮津市で242ミリ、福知山市で231ミリ、綾部市で214・5ミリ。土砂災害警戒情報が綾部市以北の全自治体で発表された。午後10時までの最大瞬間風速は京丹後市28・7メートル、舞鶴市26・4メートル、南丹市23・5メートル。

 府などによると、午後10時半現在、福知山市、与謝野町などの約10万4千人に避難指示が出ている。避難勧告は南丹市の全域や木津川市の一部など9市町の約14万8千人に出ている。

 鉄道はJR西日本が正午ごろまでに在来線全線で運休し、京阪や阪急なども正午から午後にかけて運転を取りやめた。JR西日本によると、1日も山陰線の園部-東浜間と福知山線の篠山口―福知山間、舞鶴線の綾部-東舞鶴間で始発から運転を見合わせ、その他の路線も台風の影響を確認するため、一部は始発からの再開が難しいという。

 道路では新名神高速道路や京都縦貫自動車道などが通行止めになった。

 関西電力によると、各地で停電が相次ぎ、亀岡市では約220世帯が約3時間半停電した。

 滋賀県では東近江市で88歳男性が強風にあおられて転倒し、頭の骨にひびが入る重傷を負った。最大瞬間風速は甲賀市土山で31・2メートル、彦根市で29・8メートルを観測。近江八幡市など12市町で634人が避難し、米原市や甲賀市の計860戸が停電した。