南島原加津佐鯛釣り大会 森本さんが大物賞 柴田さん総重量賞

 第50回南島原加津佐鯛(たい)釣り大会が9月28日、長崎県南島原市加津佐町沖の早崎瀬戸一帯であり、2・74キロのタイを釣った島原市の会社員、森本浩生(ひろなり)さん(56)が「大物賞」で優勝した。

 南島原ひまわり観光協会主催、長崎新聞社など後援。島原半島3市や諫早、大村、長崎各市、佐賀県などから計41人が参加した。午前6時、遊漁船10隻に分乗して加津佐漁港を出港。正午まで6時間、一本釣りの手釣りで釣果を競った。

 森本さんは4回目の参加。優勝したタイは午前8時前ごろまでに釣ったといい、「生きが良く、手応えがあった」と笑顔で話した。他の魚も含めた「総重量賞」は長崎市の会社員、柴田輝光さん(66)が10・16キロで優勝した。

大物賞で優勝した森本さん(右)と総重量賞で優勝した柴田さん=南島原市加津佐町

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