ブリュワーズ完勝 地区優勝をかけてカブスとの決戦へ

【タイガース0-11ブリュワーズ】@ミラー・パーク

初回に2点を先制したブリュワーズは、4回裏に1点を追加し、6~8回の3イニングで大量8得点。投げては先発のジオ・ゴンザレスをはじめとした3投手がタイガース打線を7安打無得点に封じ、11対0で完勝した。これによりブリュワーズは95勝67敗でカブスとの同率首位を維持し、地区優勝をかけて明日カブスの本拠地リグリー・フィールドで運命の1ゲーム・プレーオフに臨むことに。一方、大敗を喫したタイガースは64勝98敗のア・リーグ中部地区3位で今季を終えた。

ブリュワーズはタイガース先発のスペンサー・ターンブルの立ち上がりを攻め、ヘスス・アギラーとマイク・ムスターカスの連続タイムリーで2点を先制。4回裏にはアギラーの35号ソロでリードを3点に広げた。6回裏にマニー・ピーニャの犠牲フライで1点を追加すると、7回裏にはライアン・ブラウンの2点タイムリー二塁打、オーランド・アルシアの2点タイムリーなどで大量6得点。8回裏にはトラビス・ショウがトドメの32号ソロを放ち、12安打11得点の猛攻となった。先発のゴンザレスは5回3安打無失点の好投で9年連続となる2ケタ勝利に到達。2番手のジュニア・ゲラと3番手のジョーダン・ライルズも各2イニングを無失点に抑え、完封リレーを完成させた。

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