大型で強い台風24号 時速95キロで北東進 東、北日本は高波や暴風、大雨に警戒

1日(月)午前11時推定の台風の位置と今後の進路予想

 大型で強い台風24号は襟裳岬の南南東の海上を北東に進んでいる。東日本と北日本の太平洋側では大しけとなっており、北陸と北日本では非常に強い風が吹いている。東日本と北日本では、高波や暴風、大雨に警戒が必要だ。
 大型で強い台風24号は、1日午前9時には襟裳岬の南南東の海上を、1時間におよそ95キロのスピードで北東へ進んでいる。中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50メートル。台風は、1日午後には千島近海で温帯低気圧に変わる見込み。

風と波に関する全般気象情報

暴風・高波

 北海道の一部の地域が台風の暴風域に入っており、東日本や北日本では非常に強い風が吹き、台風の中心から離れた地域でも強い風が吹いている。また、北日本と東日本の太平洋側では大しけとなっている所がある。東日本と北日本では1日夜にかけて非常に強い風が吹く所があり、1日昼過ぎにかけて大しけとなる見込み。暴風やうねりを伴った高波に警戒が必要だ。
  
 1日に予想される最大瞬間風速は
  北陸、東北、北海道     35メートル

 1日に予想される波の高さ
  関東、伊豆諸島  7メートル
  東海、東北、北海道  6メートル

1日(月)午前11時と午後8時の雨と風の予

大雨・雷・突風

 台風本体の雨雲がかかっている北海道では、激しい雨の降っている所がある。東日本から北日本ではこれまでの大雨で地盤が緩み、河川が増水している所があるため、引き続き、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

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