シンダーガード5安打完封 メッツが最終戦を白星で飾る

【マーリンズ0-1メッツ】@シティ・フィールド

メッツは先発のノア・シンダーガードが素晴らしいピッチングを披露。マーリンズ打線に対して101球を投げ、被安打5、奪三振6、無四球、無失点という安定した内容でメジャー4年目にして自身初となる完封勝利をマークした。球団史上最高となる11勝1敗の好スタートを切りながらも急失速し、77勝85敗の地区4位でシーズンを終えたメッツだが、最終51試合は31勝20敗と盛り返して良い形でシーズンを終了。一方、敗れたマーリンズは地区最下位に沈み、リーグ唯一となる勝率3割台(.391)で今季の戦いを終えた。

シンダーガードは初回先頭打者のJTリドルにヒットを許したものの、次打者のスターリン・カストロを三塁への併殺打に打ち取ってピンチ拡大を未然に防止。それ以降に打たれた4本のヒットはいずれも二死から打たれたものであり、ピンチらしいピンチは試合を通してほとんどなかった。この試合唯一の得点が入ったのは4回裏。メッツはこの回先頭のジェフ・マクニールがライトへのヒットで出塁し、二死後にトッド・フレイジャーがタイムリー二塁打。メッツ打線はマーリンズより少ない4安打に終わったものの、この日のシンダーガードには1点あれば十分だった。シンダーガードは13勝目(4敗)をマーク。マーリンズ先発のサンディ・アルカンタラは7回10奪三振1失点と好投するも、打線の援護に恵まれなかった。

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