印鑑の供養

 ◎…役目を終えた印鑑に感謝-。「印章の日」の1日、県印章業協同組合(熊本桂三組合長)は印章の供養焼納祭を宮崎市宮田町の宮崎八幡宮で開いた。組合員ら11人が、印鑑約千本を燃やした=写真。

 ◎…印鑑は「一部が欠けた」「名字が変わった」などの理由で不要になり、組合加盟店12店舗と同八幡宮に届けられた物。本殿で神事を行った後、参加者は玉串を奉納して火の中に印鑑を入れた。

 ◎…「大事な書類に必要な印章は、自分の分身のような物」と同組合の高牟礼義治さん(68)=宮崎市大橋2丁目。供養をきっかけに大切に使うことで、印象アップにつながることを期待。

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