サインツ「ターン2でウイリアムズと接触。マシンのフロアとサイドが壊れドライビングが難しかった」:ルノー F1ロシアGP日曜

 2018年F1第16戦ロシアGP決勝で、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは12位、カルロス・サインツJr.は17位だった。

■ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=12位
 残念ながら、今日は戦略を最大限に活かすことができなかった。アクシデントもなくクリーンなレースを走れていて、何周にもわたって7番手を走っていたのだが、ピットストップの後に順位を取り戻すことができなかった。全力を尽くし、代わりの戦略に変えてからもそれなりに上手くいってはいたけれど、最終的に報われることはなかったね。

カルロス・サインツJr. 決勝=17位
 今日は複雑な気分だよ。スタートではソフトタイヤで上手く列から抜け出し、その後のハイパーソフトタイヤでも何台かをパスした。けれどもターン2でウイリアムズに接触されて、衝撃はあまり感じなかったにもかかわらず、マシンのフロアとサイドが壊れてドライビングが難しくなってしまったんだ。

 できる限り中団グループの他のマシンを抑えるべく、戦略を活かしてチームを助けるようとコース上に留まったが、残念ながらポイントには手が届かなかった。

 レースを終えてマシンを降りて、どれだけのダメージを負っていたかを目の当たりにし、なぜドライビングがほぼ不可能だったのか合点がいった。ここからは日本に向けて準備を行なうよ。

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