図柄ナンバー交付開始 平和祈念像などの長崎県版

 長崎県内でも平和祈念像や大浦天主堂などを図柄にした長崎県版ナンバープレートの交付が1日始まり、初日は36人が取り付けた。

 長崎県版は、ステンドグラスをイメージして、長崎市の平和祈念像と大浦天主堂、佐世保市のハウステンボスの風車を表している。長崎県立波佐見高3年の中尾百花さんがデザインし長崎、佐世保ナンバー共通。

 長崎市中里町の長崎県自動車協会では、事前に申し込みを済ませた人が午前中から訪れ、新しいナンバープレートを自分の車に取り付けていた。西彼長与町の諸田雅博さん(67)は「デザインが長崎らしくおしゃれ」と気に入った様子だった。

 長崎県地域づくり推進課によると、9月10日の受け付け開始から25日までに116件の申し込みがあった。図柄入りのナンバープレートには8400円から8600円の手数料が必要。長崎県地域づくり推進課は「県内外で長崎の魅力を発信できるよう、多くの人に協力をお願いしたい」としている。

図柄入りナンバープレートを車に取り付ける利用者=長崎市中里町

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