9月の表彰選手が発表 大谷が月間最優秀新人に選出

日本時間10月2日、9月の表彰選手が発表され、月間最優秀選手にマイク・トラウト(エンゼルス)とクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)、月間最優秀投手にブレイク・スネル(レイズ)とヘルマン・マルケス(ロッキーズ)、月間最優秀新人に大谷翔平(エンゼルス)とフアン・ソト(ナショナルズ)、月間最優秀救援投手にブレイク・トライネン(アスレチックス)とコリー・クネーベル(ブリュワーズ)がそれぞれ選出された。

トラウトは24試合に出場して打率.329(76打数25安打)、8本塁打、16打点、OPS1.153をマークし、昨年4月以来自身4度目の月間MVPに選出。OPS1.153はレイズのトミー・ファム(OPS1.180)に次ぐリーグ2位の好成績であり、20四球を選んで出塁率は.469の高水準だった。イェリッチは打率.352(88打数31安打)、10本塁打、33打点、OPS1.307の猛打を見せ、自身初の月間MVPを受賞。月間10本塁打はトレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ルーク・ボイト(ヤンキース)と並んで両リーグ最多タイの数字であり、33打点を荒稼ぎした。

スネルは6試合に先発して5勝0敗、防御率1.26という素晴らしい成績を残し、2ヶ月連続の月間最優秀投手に選出。35回2/3を投げて53三振を奪うなど投球内容も充実しており、最終的には最優秀防御率と最多勝の二冠に輝いた。マルケスは5試合に先発して3勝1敗、防御率2.14の好成績をマークし、自身初となる月間最優秀投手を受賞。今季は自己最多の14勝をマークし、シーズン奪三振の球団記録を更新するなど、充実の1年を過ごした。

大谷は24試合に出場して打率.310(87打数27安打)、7本塁打、18打点、OPS1.003をマークし、4月に続いて今季2度目の月間最優秀新人に選出。8月にも打率.328(61打数20安打)、6本塁打、18打点、OPS1.095の好成績をマークしており、打者としてのポテンシャルの高さを見せつけた後半戦となった。ソトは26試合に出場して打率.283、6本塁打、20打点、OPS.908をマークし、6月、7月に続いて今季3度目の月間最優秀新人を受賞。19歳のシーズンを打率.292、22本塁打、70打点、OPS.923という素晴らしい成績で終えた。

トライネンは11試合に登板して3勝0敗4セーブ、防御率0.00という見事な活躍で5月に続いて今季2度目の月間最優秀救援投手に選出。今季は全ての月で防御率0~1点台を維持し、9勝2敗38セーブ、防御率0.78という驚異的な成績を残した。クネーベルは15試合に登板して1勝0敗2セーブ、防御率0.00という圧巻のパフォーマンス。15回1/3を投げて32三振を奪うなど、7~8月の不振を完全に脱し、見事な活躍で昨年8月以来自身2度目となる月間最優秀救援投手に選出された。

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