横浜・山下ふ頭で計画が進む動くガンダムの公開延期が決まった。高さ18メートルの“実物大”を展示する「ガンダム・ファクトリー横浜」の建設工事が中断するなど、10月1日のお披露目は困難と判断。開業時期は「年内をめど」としている。7月に予定していたオープン前の特別見学プログラムは中止する。
プロジェクトは、テレビアニメ放送開始40年を記念した「ガンダムグローバルチャレンジ」の一環で、横浜市と連携して進めている。
総面積9千平方メートルのファクトリーは、動くガンダムを見学できる特別観覧デッキ、動くガンダムの仕組みを学べる「ガンダム・ラボ」などで構成。建設工事は政府の緊急事態宣言を受け4月から中断していた。
担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、お客さまや従業員らの安全確保を考慮しての判断」としている。