チャンピオンズリーグに出場するのはナバスか、クルトワか。ミッドウィークに行われるCL第2戦を前に、レアル・マドリードのゴールマウス守る選手が誰になるか、大きな議論の的となっている。
実際ジュレン・ロペテギ監督はこの問題をいまだ解決できていない。「二人とも世界最高のGKだ」と語っている通り、ケイラ―・ナバスとティボー・クルトワのどちらともリーガで先発出場を果たしている。直近の5試合では全てクルトワがレギュラーの座を掴んでおり、CL第1戦のローマとの試合でもクルトワがピッチに立っているため、今節もクルトワが出場する可能性が高い。しかし、これは実力での勝負というより、知名度や獲得した移籍金でクルトワを優勢的に起用している傾向が強いようだ。今夏にチェルシーから3500万ユーロ(約45億円)で加入したクルトワをベンチに置いておくことは難しく、リーガのみでの起用では足りないと思われてしまう。先日FIFA最優秀GKも選出されたこともあり、もはやクルトワがスタメンとなるのは周知の事実おようになっている。ただ、ベンチにいるナバスもCL3連覇を成し遂げたチームの正GKだったプレイヤー。今季のCLでナバスを控えにまわす理由もまた、存在しない。
