愛知製鋼、「鉄の教室」を開催 小学生が磁石作りに挑戦

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は2日、社会貢献活動として2010年度から継続的に開いている「出張授業『鉄の教室』」を東海市立加木屋小学校で開催、5年生の児童に鉄の歴史、役割などをレクチャーした。

 これは東海市にある全小学校の5年生を対象に、鉄が持つ特性や「鉄とランのまち」をキャッチフレーズとする同市が製鉄業とどのように関連しているかなどを講義して、実験を交えながら鉄の魅力を分かりやすく伝えるもの。

 冒頭に同社社員が講師を務めて、鉄にどのような性質があるかといった授業を実施。

 続いて鉄粉から磁石を製作する「マイ磁石づくり」を行い、各所で歓声が上がる中で、児童は実験を通じて楽しみながら鉄に関する知識を深めた。

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