ハネムーンなどの海外旅行を手掛けていたリゾートアンドサファリ(株)、破産開始決定

 リゾートアンドサファリ(株)(TSR企業コード:297331400、法人番号:3010001080574、中央区銀座8-15-10、設立平成14年10月、資本金1600万円、林田政義社長)は9月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には廣畑牧人弁護士(今野・前田・廣畑法律事務所、港区赤坂5-4-10、電話03-3585-4896)が選任された。
 負債総額は債権者15名に対し約9600万円。

 個人客を対象にモルディブ旅行を主力に、タンザニア、ケニア、南アフリカ等アフリカ地域の旅行プロデュース、現地手配を手掛けていた。新婚旅行や家族向けの高価格帯旅行のプランニングを行い、売上高は平成22年9月期に約2億6000万円をあげ、近年も年間売上高は2億円を上回る規模で推移していた。
 しかし、当社の代理業を行っていた取引先による倒産が影響し、29年に入り業況は急激に悪化。厳しい資金繰りが続くなか、30年7月に事業を停止していた。

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