競走馬牧場、地震被害80戸以上

北海道、地割れや厩舎亀裂

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繁殖用牝馬を飼育する牧場が集中するエリア

 北海道の地震で、道内の競走馬の牧場計80戸以上が被害を受けていたことが3日、関係農協への取材で分かった。放牧地が地割れしたり、厩舎に亀裂が入ったりする被害が多発した。北海道はサラブレッドの一大産地で、繁殖用の牝馬を飼育する牧場数は全国の約9割を占める。

 胆振軽種馬農協によると、牧場47戸のうち、むかわ町など9市町の32戸で被害を確認。管轄が隣接する日高軽種馬農協では、約720戸のうち、50~60戸で山崩れなどの被害が出たほか、馬がけがをした牧場もあった。胆振軽種馬農協の今井勝士参事は「想像以上の被害で、二次被害が危ぶまれる」と話す。