東大所蔵の出土土器、25年ぶり氷見に里帰り

 氷見市立博物館は19日から、市内にある三つの国指定史跡を紹介する特別展を開く。100年前の1918年に同市朝日丘の朝日貝塚で出土した縄文土器深鉢(バスケット型土器)など、東大総合研究博物館の所蔵品が25年ぶりに「里帰り」して展示される。

 林市長が定例会見で説明した。今年は朝日貝塚と大境洞窟住居跡の発見から100年、1998年の柳田布尾山古墳の発見から20年の節目を迎えることから、史跡の発見や調査の経緯などを振り返る。

 東大総合研究博物館所蔵の34点を含む約100点の出土品が並ぶ。中でも深鉢は高さ35・5センチ、最大直径25センチで、胴の文様が竹で編んだかごに似ており、奇怪な形の取っ手は縄文中期の特異な土器とされる。

 特別展は観覧無料で、20日に資料解説会が予定されている。11月11日まで。

 3史跡が節目を迎えたことを記念し、20日には市教育文化センターで、俳優で日本考古学協会会員の苅谷俊介さんの特別講演会も開かれる。受講無料。

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