富大附属病院に膵臓・胆道センター

 富大附属病院は3日、9月に国内で初めて設置した「膵臓(すいぞう)・胆道センター」について富山市内の同病院で会見し、センター長を務める富大大学院の藤井努教授は「集学的で高度な医療を提供し、新しい治療法の開発に取り組んでいきたい」と力を込めた。

 センターでは膵管がんなどの膵臓や胆道の疾患に対し、消化器内科や消化器外科、放射線診断科など院内の専門医師約20人が診療科の垣根を越えて連携し、患者の治療にあたる。

 昨年4月、膵臓外科の第一人者の藤井教授が富大に着任し、今年6月に、精度の高い超音波内視鏡を使った診断や治療を専門とする安田一朗教授が加わった。

 副センター長を務める安田教授は、膵臓がんや胆嚢(たんのう)・胆管がんは、早期発見で治療後の5年生存率が高まるとし「(安田教授が)小さいがんを見つけ、藤井教授が手術をして取り除く」と連携の一端を説明した。

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