第二新卒からコンサルへの転職!メリット・デメリットと選考対策

企業の事業戦略に関わるコンサル。知的でプロフェッショナルなイメージがあり憧れている方も多いと思います。この記事では第二新卒からコンサルに転職したい方へ、どのようなポイントを押さえれば内定に結びつくのかを紹介します。

コンサルは第二新卒の採用に積極的

実はコンサルティング業界は第二新卒に非常にオープンな業界です。アクセンチュア、PwCコンサルティング、デロイト トーマツ コンサルティングなど外資系大手コンサルティングファームの多くが、近年第二新卒を積極的に募集しています。また、日本を代表する国内系シンクタンクのNTTデータ経営研究所や、IT系、人事系、財務系などの専門系コンサルティングファームも第二新卒採用に熱心です。通年採用を行う企業も多く、第二新卒にとってコンサルはチャレンジしやすい職種だと言えるでしょう。

第二新卒が歓迎される理由

なぜプロフェッショナル集団であるコンサルティングファームやシンクタンクが、第二新卒採用に熱心なのでしょうか?大きな理由の一つにコンサルティングファームやシンクタンクの仕事と、一般的な事業会社の仕事のスタイルがかなり異なるという点があります。コンサルの仕事は徹底したロジカルシンキング、ファクトベースの考え方、成果を厳しく追及する姿勢が必要です。しかし事業会社で長く働いていたビジネスマンは転職してもそのスタイルに転換できないケースも少なくありません。むしろ未経験でも柔軟な思考力と吸収力を持つ若い人材のほうが大きく成長する傾向があるのです。コンサルは20代の知的にも肉体的にもタフな人材に適している職種なため、キャリア採用より第二新卒のウエイトを高くしているコンサルティングファームも多いほどです。

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出典:fotolia

第二新卒でコンサルに転職するメリット

第二新卒でコンサルに転職するメリットは多々あります。一般に年収は20代で500~800万円と言われていますが、実力主義の会社では20代で1000万円を超えるケースも。外資系コンサルティングファームなら出世も早く30歳前後でプロジェクトの責任者をまかされます。同僚も優秀であり、クライアントの担当者も経営層に近いハイクラスの人たち。自然に人脈も広がっていきます。転職や独立に際してもコンサルタントとしての経歴が高く評価されるなど労働市場での市場価値も高まります。

メリット

・仕事のスケールが大きい
・高収入である
・マネジメントスキルが身につく
・人脈が広がる
・成長スピードが速い
・転職市場での市場価値が高くなる
・独立後も経歴を有効に使える

最も大きな魅力は仕事の面白さ

第二新卒でコンサルへ転職する最も大きなメリットはダイナミックな仕事に携われることです。現代はVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と言われるほど予測不可能な時代に突入しています。事業会社にとってコンサルティングファームやシンクタンクの重要性はますます高まっており、依頼されるプロジェクトも高度化しています。グローバル化、ビジネスのIT化、AIの登場など環境の変化を先読みしクライアントにさまざまな提案をしていくコンサルタントの仕事には大きなやりがいがあります。よくコンサルティングファームの1年は事業会社の3年に相当すると表現されますが、ハイスピードで成長できることは間違いないでしょう。

第二新卒でコンサルに転職するデメリット

もちろん、第二新卒でコンサルに転職するデメリットもあります。まず、コンサルタントの仕事には厳然たる適性があります。仕事では徹底したロジカルシンキング、高いプレゼンテーション力、価値を生み出し続ける能力が求められます。感覚的なタイプや物事を突き詰めて考えることが苦手な方は適していないので、入社してもついていけない可能性があります。成果主義が徹底している外資系コンサルティングファームでは、成果が出せないと会社に在籍し続けることが難しくなる可能性も。長時間労働が続くことも多く精神的にも肉体的にもハードです。地頭がよくても成長するのに時間がかかるタイプなら、むしろ日系の事業会社でスキルを積み上げていくキャリアプランのほうがおすすめです。

デメリット

・激務でハードな仕事環境
・厳しい成果主義
・実際の事業に関われない

何よりコンサルタントの仕事はあくまで問題の発見・分析・解決策の提案・実行計画の策定などがメイン。事業の当事者としてビジネスを遂行するわけではないので人によっては物足りなさを感じる場合もあります。転職する前に自己分析をしっかり行い、コンサルタントに転職した場合のデメリットも想像したうえで応募を決めてください。

第二新卒がコンサルに転職する際にやっておきたい対策

コンサルティングファームやシンクタンクの選考では、論理的思考力、高いコミュニケーション能力、メンタル面の強さなどが採用基準。いずれも付け焼き刃で対応できる内容ではないため徹底した対策が必要になります。

志望動機

「なぜコンサルタントになりたいのか?」、「なぜそのコンサルティングファームを志望するのか?」を論理的に書く必要があります。コンサルタントには戦略系、総合系、IT系、人事系、財務系などいろいろな種類があります。企業研究をしっかり行い、なぜ自分がその領域を志望するのかを経験や志向性と絡めてまとめてください。そのうえでクライアントの経営戦略・事業戦略に貢献できる醍醐味や、自己成長できる環境に魅かれていることを伝えましょう。

筆記試験

SPI、TG-WEB 、GMAT(経営大学院でビジネスを学ぶのに必要な分析的思考力、言語能力、数学的能力を測るための適性テスト)、玉手箱(総合職適性テスト)、そのほか難易度の高い筆記試験が行われます。転職エージェントからコンサルティングファームがどのテストを使用しているかを情報収集し、市販されている問題集や教材で問題に慣れておきましょう。

面接対策

コンサルティングファームやシンクタンクの面接では、自己PR、志望動機以外に「フェルミ推定」や「ケース面接」と呼ばれる難易度の高い質問をされます。この受け答えが合否に大きく左右します。

(1)フェルミ推定
調査して出すことの難しい数字を最低限の知識から論理的に概算し推定すること。

【質問例】
・日本の小学校でエアコンがついている学校の数は?
・世界で飲まれているビールの本数は?

(2)ケース面接
調査が難しい数値の概算と課題解決方法までを問う質問。数値の概算は含まない質問の場合もある。

【質問例】
・日本のキャッシュレス決済市場を5年で10倍にするにはどうすればよいか?
・日本のリアル書店がアマゾンに勝つにはどうすればよいか?

いずれも“正解”がないケースがほとんどで質問の目的は思考力を試すことです。書籍や各種サイトに出ている例題で練習を繰り返し解き方のパターンを身につけておきましょう。突飛な質問にも慌てず冷静に論理を展開することが面接突破のコツです。

英語対策

英語力は必須でなく歓迎要件となっている求人が多めです。しかし、実際のプロジェクトで海外に拠点を持つ企業と関わるケースは多いため英語力が高いことは間違いなくアドバンテージとなります。TOEICのスコアを上げるなど英語対策をしておくことをおすすめします。

第二新卒はコンサルに転職するチャンス!

コンサルティングファーム、シンクタンクは第二新卒の若い頭脳を求めています。コンサル業界を目指したいなら第二新卒のタイミングを逃さずチャレンジしましょう。転職に成功すれば20代でビジネスマンとして飛躍的に成長することは間違いありません。

著者:HRM

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