【チャンピオンズリーグ】リバプールがナポリに散る…終了間際に痛恨の失点

またもアンチェロッティ監督に敗れたリバプール

カラバオカップで敗退するものの、いまだリーグ戦負けなしのリバプールがUEFAチャンピオンズリーググループCで、ナポリの本拠地サン・パオロ乗り込んだ。

ナポリを率いる名将カルロ・アンチェロッティにCLでは90分で勝利したことのないリバプール。今試合も両サイドを目一杯に使ったワイドな攻撃に手を焼き、序盤から防戦一方の展開が続く。さらに、苦戦しているリバプールに追い打ちをかけるように、何もないところで座り込んだナビ・ケイタが19分に負傷交代。早い時間帯に交代枠を使う事態となった。ナポリが優位に立つ状況は後半に入っても変わらない。ローマ時代にナポリ相手に得点しているモハメド・サラーもこの日は沈黙し反撃の糸口を掴めず。リバプールいつ失点するかという状況となっていた。すると90分、再三に渡りサイドを突破していたホセ・カジェホンがペナルティエリア右からグラウンダーのクロスを供給する。GKとDFの間に転がったボールを走り込んだロレンツォ・インシーニェが押し込み、リバプールが良さを出せないまま敗戦を喫した。

グループCもう一試合では、グループステージ初戦を落としたパリ・サンジェルマンがセルビアの雄レッドスターとの一戦を迎えた。悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けて連敗は避けたいPSGは、ヨーロッパ屈指の攻撃陣が爆発。前半だけでネイマールの2得点を含む4ゴールを挙げて、早々にゲームを決める。後半に入ってもゴールを決めると、最後はネイマールが2本目となる直接FKを沈め、6得点でレッドスターに圧勝した。

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