英沖で撃沈の日本船、慰霊碑除幕

地元住民ら建立

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4日、英西部ウェールズのアングルで「平野丸」の慰霊碑に向かい祈りをささげる中村良子さん(左から2人目)ら(共同)

 【アングル共同】第1次大戦末期の1918年、英西部ウェールズ沖でドイツ軍に撃沈され、210人が死亡した日本郵船の貨客船「平野丸」の犠牲者を悼む慰霊碑が、ウェールズ南部アングルで地元住民らの尽力で埋葬地に建立され、沈没からちょうど100年となる4日、除幕式が行われた。

 地元住民のほか、日本郵船関係者や日本から犠牲者の遺族が出席。かつて埋葬された場所に墓標などがあったことは日本でもほとんど知られておらず、住民らの温かい気持ちに日本の関係者は感激している。

 平野丸には外国人を含む乗客97人と乗員143人が乗船。英中部リバプールから横浜に向かっていた。