YKKAPのバルコニー、キッズデザイン賞「審査委員長特別賞」受賞

 YKKAP(本社・東京都千代田区、社長・堀秀充氏)はバルコニーがキッズデザイン賞の審査委員長特別賞を受けたと発表した。転落事故の防止に設計の観点から配慮した点や、使い方を含めた安全啓発活動の展開が評価された。

 キッズデザイン賞はキッズデザイン協議会が主催し、経済産業省・消費者庁・内閣府が後援。子どもが安全に暮らし、感性や創造性を育むことに貢献する製品やサービスが表彰される。同社が子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門で受賞した審査委員長特別賞は、その上位賞となっている。

 受賞製品はエクステリア商品「ルシアス」のバルコニー。住まいや窓回りの安全性と快適性を向上するアルミユニット式のバルコニーで、子どものよじ登りや物の落下事故を防止する寸法設定や形状配慮などが特長となっている。

 9月25日には東京都港区の六本木アカデミーヒルズ49で表彰式が行われ、開発本部の井本響エクステリア商品企画部長が審査委員長の益田文和氏(オープンハウス代表取締役)から賞状を受け取った。

 YKKAPでは「子どもから高齢者までが安心して使える商品の開発や安全啓発活動に、今後さらに取り組んでいきたい」としている。

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